ケンタッキーのメニューを食べたのは、生涯で2回。
1回目は会社に入って何年目か、寮の同期が買ってくるというので、私もと買ってきてもらいました。
2回目は寮を出て、一人暮らしをして何年目か。ビスケットとやらのCMにそそられ、ビスケットとチキンのセットを買っています。
もとより骨付きチキンは得意ではありません。子供のころにチキンを食べていて肉の中から血管があらわれ気分が悪くなったことがあって、以来(食べろといえば食べるものの)食べることには消極的でした。
鶏肉が主食というのに違和感を感じるのはもちろんのこと、食べると口の周りや指が油でべたべたになるとか、ビスケットがパサパサで口の中の水分を吸い取るとか、手で食べることからご飯のおかずにならないとか、車中で食べられないとか、値段が高いとか、消極的な理由ならばいくらでも挙げられます。
それでもTVのCMを見ていると、子供も大人も、タレントさんもたいそうおいしそうにチキンを頬張っていて、「食べてみようかな」という気持ちになってくるのです。最初に食べたときの残念感や違和感はもしかしたら体調が悪かっただけかもしれない、店の作り方が悪かったのかもしれない、あのビスケットとやらは美味しそうだと思い、意を決してお店に行って、テイクアウトで家に戻り2度目のチャレンジ。そしてやっぱり「食べるんじゃなかった」と思うわけです。
今は控えていますが、から揚げは大の好物。チキンナゲットも美味しくいただきます。ですから鶏肉がだめというわけではありません。骨付きチキンは苦手とはいえ、クリスマスなどにはチキンを買ってきますから、子供のころのトラウマはもうないと思われます。
でもなぁ・・・食べたいと思わないんですよねぇ・・・
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